はじめまして、自然系担当の倉方です。
主として、自然公園や都市部でも残された里山の環境を対象に、その保全や活用の計画づくりに携わってきました。
国立公園のような自然性の高い環境も好きですが、人の暮らしと共にあり、適度に手の入った里山は、身近に生き物とふれあい、季節の移ろいを感じさせてくれる とても魅力的な存在です。
里山の調査は、まるで宝探し
業務で対象となる里山の環境は、多くの場合、手を入れることをやめてからの経年変化で荒廃しています。
藪を分け入りながら、
過去にどんな土地利用がされていたか、
生き生きとしていた、かつての環境を想像しながら、
どんな可能性を秘めているか、その要素(資源)を見つけ出します。
その作業はまるで、宝探しのよう。
環境に息を吹き込む
そして、現代のニーズ~将来を見据えた活用方法と、そのための環境づくりの方策を立てること、さらに、その実現のお手伝いをしたい。
生き物、自然の潜在的な可能性を信じ、その力を活かして、もう一度、その環境に息を吹き込む、そんな活動ができればうれしいです。
きっとそこは、生き物にとってもヒトにとっても、心地よい環境になるはずだから。