やさしい武器

年に一度の通知表

年に一度の定期健診で「要精密検査」が出てしまいました。

3か月くらい二の足を踏み、検査を受けないのも不安になりあきらめて胃カメラの検査を受けました。

胃カメラは過去に4回くらい経験があります。

胃カメラの検査が平気な人

ちょっと怖いけど頑張れる人

拒否する人

とりあえず大騒ぎして結局「まな板の上の鯉」状態であきらめる人

私は「鯉」の人です。

いざ、胃カメラ挿入!

鼻からカメラを挿入するので口からよりずっと楽なのですが「怖い、怖い」を連発して涙まで流す私の横に看護師さんがついていてくれて終始肩をやさしくなぜていてくれます。

途中「辞めてください!」と言いたくなる場面があります。

そんな時もその手を意識すると「大丈夫」と思えます。

ただ肩をやさしくなぜてもらってるだけ。

たったこれだけの事で不安が薄れます。

お腹が痛い時、子供の体調が悪い時、落ち込んだ友人の肩にさっと手のひらが行きます。

手のひらには何か見えない力が宿ってる!とスピリチュアルな話もあるでしょうが目に見えないのでよくわかりません。

とにかく涙が出るくらいの不安が薄れたことは事実です。

普段特別意識する事がない「手のひら」

「私、すっごい武器を持ってる!」と思いながら胃カメラの検査は終了しました。

結果「大きな問題なし、経過観察」で終了しました。

武器の発見と共に自分の身体を大切したいと思います。

Written by n.hiroko